【アニメ】マギ 第15話 魔導士の国 の感想
前回から思想教育の内容はどんなものかと思っていたのですが、開けてびっくり、学長の記憶を追体験するというもので、教育なんてものではなくて洗脳でした ね。大勢として魔導士が虐げられてきたのは確かかもしれないし、学長自身の人生が凄惨なものでそういう結論に至ることも間違っていませんが、一人の人間の 私怨を含めた偏った思想を全員で共有するなどということは許されないと思います。
モガメット学長が本当に優しい人で、魔導士の幸福を願って一点の曇りも無く善意のみで尽力していることに疑いはありませんが、支配欲があろうとなかろうとやっていることは王族、貴族たちと全く同じなんですよね。
前回の感想で「魔導士かそうでないかという選民思想を除けば階級による制限を撤廃してもこの国は成り立つ」と書いたんですが、「選民思想」どころか「違う種族」と考えているとは驚きました。これでは相手を「人間扱いできなくて」当然ですね。
革命は成ったわけですし、ここいらで客観的な視点から世界を見直してみるべきなんでしょう。
いっそアラジンの記憶を学長にみせてあげたらどうですかね?
さて、アラジン達はどう切り返して行くのか、それとも飲み込まれてしまうのか、次回が気になります!
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マクバラーの穴に落とされたマルガを救う為に飛び出したアラジン達は巡回に来ていたドロンたちと衝突してしまう。今が戦うべきときなのか、マギの力を解放すべきか悩むアラジンだったが、マイヤーズが仲裁によってその場は収められる。その夜、モガメット学長に呼び出されたアラジンは師匠ヤムライハのことを我が子のように愛おしそうに話す、やさしい老魔導士が、なぜ非魔導士を家畜扱いするような酷いことをしているのか信じられないのだった。
思想教育のために集められた学院生たちは、学長自らが教鞭を取ることに驚く。そして、その方法は学長の血の記憶を追体験することで、マグノシュタットや魔導士の歴史を体感することであった。
若き日のモガメット学長となった学院生たちは、王族、貴族たちの欲望を満たす為だけに道具のように魔術の力を無理矢理使役させられ、戦争では盾、兵器として扱われて死んで行く魔導士たちの姿、妻と娘を失った魔導士の半生を体感することになった。
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