iPhone/iPadゲームアプリのセーブデータをバックアップする方法（Windows編）

公開日： 2014/06/27 : Windows, iOS, ゲーム

iPhone/iPadゲームアプリを消してもセーブデータは残しておきたい

Mac向けの記事「iPhone/iPadゲームアプリのセーブデータをバックアップする方法」へのアクセスが多かったのでWindowsの場合も紹介します。

iPhone/iPadの本格的なゲームアプリってサイズが大きいのでしばらく遊ばない時は削除したくなるのですが、困るのがセーブデータの扱い、普通にゲームアプリを消すとセーブデータも消えてしまいます。パソコンとiTunesを使ってバックアップするという手もありますが、ゲーム毎の管理ができないし、バックアップサイズも大きいです。そんなときに使えるのがiFunBoxという無料のパソコン用ソフト。このソフトを使うとiPhone/iPadの中をエクスプローラのように見る事ができ、さらに特定のファイルを出し入れする事ができるので、セーブデータだけコピーしてバックアップしておくことができます。ここでは、最近流行っている生きろ！マンボウ！を題材に説明します。

生きろ！マンボウ！-3億匹の仲間はみな死んだ、放置系ドット育成ゲーム-
カテゴリ: ゲーム
価格: 無料

バックアップに必要なものと前準備

セーブデータを保存しておくWindows または Macパソコン
iFunBox for Windows または iFunBox for Mac リンク先からダウンロードしてパソコンにインストールしてください。今回はWindows版の iFunbox v2.8 を使ってiOS7(7.1.1)のiPhone 5のセーブデータをバックアップしました。Macもほぼ同じ手順です。

セーブデータのバックアップ手順

iPhone/iPadをUSBケーブルでパソコンに接続する
iTunesが自動起動している場合は終了する
iFunBoxを実行する。
「iFunBox Classic」タブを選び、左のツリーから「ユーザー・アプリケーション」の＋をクリックして展開する
ユーザ・アプリケーションの中からバックアップしたいアプリ（今回はマンボウ）をクリックして選択する
右側に表示されたDocumentsフォルダを選択し、ツールバーの「PCへコピー」をクリックしてバックアップ先フォルダを選んで保存する。
iFunboxを終了する。
iPhone/iPadをパソコンから取り外す

生きろ！マンボウ！-3億匹の仲間はみな死んだ、放置系ドット育成ゲームのセーブデータは、ユーザー・アプリケーション/マンボウ/Documents/にある death_listdata, game_data等のファイル群なのでDocumentsフォルダをまるごとコピーしておけばOKです。セーブデータをバックアップした後は、マンボウが死んでしまっても、リストアで復活する事ができますね。

セーブデータのリストア手順

iPhone/iPadにゲームアプリをインストール、起動を確認してから終了してマルチタスクから消す
iPhone/iPadをUSBケーブルでパソコンに接続する
iTunesが自動起動している場合は終了する
iFunBoxを実行する
左のツリーから「ユーザー・アプリケーション」の＋をクリックして展開する
ユーザ・アプリケーションの中からリストアしたいアプリ（今回はマンボウ）をクリックして選択する
右側に表示されたDocumentsフォルダを選択し、ツールバーの「PCからコピー」をクリックしてバックアップ時の保存しておいたDocumentsフォルダを選択する
iFunboxを終了する。
iPhone/iPadをパソコンから取り外す

iPhone/iPadゲームアプリのセーブデータってどこに入ってるの？

iPhone/iPadの中もパソコンと同じようにフォルダやファイルで管理されています。アプリやアプリのデータはアプリ名の付いたフォルダの中にすべて入っているのですが、セーブデータの場所や名前はアプリによって様々です。そのためゲーム毎に調べないと正確な場所はわからないのですが、ほとんどの場合は下記2つのフォルダのいずれか又は両方に保存されているので、基本的にはこれらをバックアプしておけばOKでしょう。最悪、セーブデータの特定が難しい場合は、アプリ名のフォルダをまるごとバックアップしておくという手もあります（バックアップ容量が大きくなりますが）。